INTERVIEW 02

センダイ
コーヒースタンド

SENDAI COFFEE STAND

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COFFEE ×
TOUCH CLASSIC

仙台の繁華街から
少し離れた閑静なエリアに店を構える
『SENDAI COFFEE STAND』。
「一杯のコーヒーが街を豊かにする」
をコンセプトに
新たな“体験づくり”を目指すこのお店では
今、『TOUCH CLASSIC』との出会いから
コーヒーの新しい楽しみ方が生まれています。

新しい文化が生まれる、
“きっかけの場所”に。

もともとうちのお店は、自転車を使った移動販売からはじまっているんです。友人4人で立ち上げたんですが、いざカフェをやろうと思った時、普通に店舗を構えるのでは面白くないと思いまして。どんなスタイルが僕たちらしいかなと模索していたところ、仙台って緑があふれていて街並みもキレイだし、街中のいろんな場所でコーヒーが飲める風景って面白いなぁと思って移動販売を考えついたんです。
それから約半年後、自分たちのスタイルも少しずつ見えてきたこともあり、次のステップとして2015年12月に店舗を構えたんですが、仙台駅周辺ではなく、晩翠通りという少し離れた場所に決めたのもワケがあります。イメージしたのは、ニューヨークのブルックリンです。あの街って、もとはさびれたエリアだったんですが、ひとつ面白いお店ができたことで徐々に活性化していったんですね。僕らもこの『SENDAI COFFEE STAND』を起点として、地域が新たに未来に進んでいくような仕掛けができないかと思って、ナショナルチェーンが少なく、仙台らしさを残しているこのエリアでの出店を決めました。「一杯のコーヒーが街を豊かにする」。そんなコンセプトを僕らは掲げているんですが、このお店があることで周辺エリアが活性化して、「若い人がチャレンジするならココでしょ」というような個性の光る地域へと発展していければ、なんてことを思っています。

「そこに、ストーリーがあるか? 」
で、モノを選ぶ。

お店で使う食器類を選ぶ時に大切にしているのが「そのモノに、ストーリーがあるか?」ということです。もちろん、お店の雰囲気に合っていることや、見た目の格好良さは必要です。その上で“語れるモノ”であるかどうかを僕らはすごく大切にしています。お店に来たお客様に「これ、どこのグラスですか?」と聞かれて「ネットで買いました」じゃ、味気ないじゃないですか。丁寧にものづくりをしていて、「こう使って欲しい」という想いを持っている作家さんの作品をやっぱり選びたくなってしまいますね。
そういう意味では『TOUCH CLASSIC』は地元の伝統的な工芸でありつつ、若い人にも楽しんでもらいたいという想いが伝わってきて「すぐに使ってみよう!」という気持ちになりました。正直なところ、僕自身「玉虫塗」については知らなかったんですが、だからこそ、そこからお客様と新しい会話が生まれる予感がありました。「僕も最近まで知らなかったんですけど、玉虫塗っていう地元の伝統技術があってね・・・」という感じで。僕は、このお店を社交場のように情報が飛び交う場所にしたいと思っているんですが、今って新しい情報をネットではなく生で触れる機会が少なくなっていると思うんです。その中で、『TOUCH CLASSIC』のように面白いアイテムがあると、「これなんですか?」という感じでお客様とのコミュニケーションが生まれるでしょうし、それが地元のものならなおさら、発見も大きくなると思ったんです。

このグラスに出会って、
カフェラテの新しい
楽しみ方が生まれた。

最初に『TOUCH CLASSIC』を見た印象としては、“和”を感じるデザインで、コーヒーという“洋”のイメージと合わせた時のギャップが新鮮でしたね。もちろんブラックコーヒーでもグラスの黒の色合いと絡み合って面白いんですが、うちでは基本的にカフェラテの時に使うようにしています。普通のカフェラテって、ミルクの白とエスプレッソの茶色の2層になっていますよね。でもこのグラスを使うと、黒・白・茶の3層になって、キレイなのはもちろん、目での味わいが変わるんですよ。

そしてこのグラスのもうひとつの特長として、薄さが際立っているので、ストローを使わずに直接グラスに口をつけて飲んでもらうように提案しています。僕は前職でワインの小売り業を展開する会社に勤めていて、グラスの重要性を徹底的にたたき込まれました。ワインって、口に当たる部分の面積が味を左右していて、グラスによって味がガラッと変わるんですね。それはコーヒーも同じで、せっかくこんなに薄いんだから、できるだけダイレクトに風味を届けられる方がグラスが活きると考え、ストローを使わない提供方法を思いつきました。僕らも、他のお店にはないコーヒーの楽しみ方を提案したいと日々模索しているので、『TOUCH CLASSIC』との出会いは良い転機になった気がします。今後はこのグラスに合わせたオリジナルブレンドのコーヒーも開発できると面白いかもしれませんね。来年の夏に向けて、ちょっとチャレンジしてみようと思ってます。

※TOUCH CLASSICではウレタン由来の合成漆を使用。

SENDAI COFFEE STAND

住所

宮城県仙台市青葉区国分町1-3-12 スキャンダルビル 1F GoogleMap

宮城県仙台市青葉区国分町1-3-12 スキャンダルビル 1F
GoogleMap

電話番号

022-797-1015

022-797-1015

営業時間

全日 10:00~19:00

全日 10:00~19:00

定休日

不定休

不定休

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